原発事故「避難の実行性議論を」 新たな委員会の設置求め市民団体が署名提出

福島第一原発事故に関する新潟県の3つの検証で、「避難計画の実効性の検討が不十分」だとして、新たな委員会の設置を求める署名が県に提出されました。

NST新潟総合テレビ
福島第一原発事故に関する新潟県の3つの検証で、「避難計画の実効性の検討が不十分」だとして、新たな委員会の設置を求める署名が県に提出されました。

4月28日、市民団体が県の原子力安全対策課に提出したのは、「原発避難の課題」検討委員会の設置を求める署名、約1500筆です。

市民団体は、福島第一原発事故に関する県の3つの検証では、避難計画の実行性に関する議論が不十分だったと指摘。

署名では、避難時における被爆のシミュレーションを行うことや、県民も加えた、新たな検討委員会を設置し、避難計画を議論するよう求めています。

【県民署名実行委員会 小木曽茂子 代表】
「県民全体で議論できるような場所をつくって、それから(再稼働を)判断していただきたい」

県は今後、要望内容について花角知事に報告する方針です。