
北朝鮮による拉致被害者家族会のメンバーなどが、被害者の帰国について支援を求めるため、2日午前にアメリカ・ワシントンに向け出発しました。
新型コロナウイルスの影響から、アメリカを訪れ支援を求めるのは4年ぶりです。
今回はアメリカ政府の関係者などと面会し、「家族が存命のうちに被害者の一括帰国が実現すれば、日本政府が北朝鮮へ人道支援を行うことに反対しない」という新たな運動方針を説明する予定です。
【拉致被害者家族会 横田拓也代表】
「人は会わないと、言葉の意味合いや重さは通じないかもしれない。その意味で私たちは今回、直接目と目を見合わせて、必死に真剣に伝えて理解をいただこうと思っている」
横田代表などは、今月7日までアメリカに滞在する予定です。