

新潟県内では去年、515件の火災が発生し、前の年に比べ16件減りましたが、死亡した人の数は10人増えて35人でした。
県は2日、去年の火災発生状況を発表しました。
火災件数は前の年に比べ16件減って515件。月別では空気が乾燥しやすい5月が最も多く67件でした。
死亡した人の数は前の年に比べて10人多い35人となっています。死亡した35人のうち、放火による自殺などを除くと65歳以上が20人を占めました。
火災の出火原因はストーブとたばこが最も多い36件ずつで、次いで放火が28件でした。
住宅用火災警報器の設置率は去年6月1日時点で、全国平均より3.9ポイント高い87・9%となっています。