
B1リーグの新潟アルビレックスBBは残留をかけて信州ブレイブウォリアーズとの最終節に臨みましたが、連敗しB2降格が決まりました。
B1残留へは勝利が絶対条件となる中、5月6日の信州戦に臨んだアルビBB。
しかし、序盤から流れに乗れず、71‐62で敗れ、この試合でB2への降格が決まりました。
そして、7日のシーズン最終戦、勝利で飾るべくブースターも最後まで声援を送りますが、94ー72で敗れ、白星でシーズンを終えることができませんでした。
初のB2降格となったアルビBB。ブースターから聞こえてきたのは、選手を気にかける声でした。
【ブースター】
「つらそうな表情が多くて、見ている方もきつい。つらいことが多くて、来季はもっと選手みんなの笑顔が見たい」
「練習場所が結構変わるなどしていたので、常に使える場所、選手やコーチ陣の環境の整備を頑張ってほしい」
「遠征から帰ってきたあととか、選手たちの車が雪だらけになっていて、疲れたあとに雪を下ろすのが大変だなと思ったので、考えてほしい」
昨シーズン、前社長によるパワーハラスメント問題で揺れたチームは、今シーズンもシーズン途中でヘッドコーチが変わるなど、一貫したチーム運営ができませんでした。
【アルビBB 川上明 代表取締役社長】
「選手が輝ける場所をつくり切れなかったことが、経営として反省があるシーズンだった」
【アルビBB 澁田怜音キャプテン】
「自分は環境に対して不満はない。接戦を勝ちきれないというのは、詰めの甘さが出たので、そこをチーム・会社として改善していかないと勝つチームにはなれないと思う」
B1復帰を目指すことになる来シーズンへ。選手とフロントが一体となって戦う環境を整備することが必要です。