
5月8日、感染症法上の分類が2類相当から5類へ引き下げられた新型コロナウイルス。感染対策を施しながら営業を続けてきた施設の対応を取材しました。
新潟市中央区にある会員制の温浴施設。
【ELC長潟 大橋海マネージャー】
「一時期、客足も遠のいたが、感染症対策を続けて営業してきた」
この施設では、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めたころ、利用者の感染が判明し、急きょ休館に。
以降、パーティションや空気清浄機を設置するなど、感染対策を徹底しながら営業してきました。
しかし、マスクの着用が個人の判断となった3月からは対策を緩和。
【齋藤正昂アナウンサー】
「フロントの上の部分にはフックが取り付けられていて、以前はスタッフと客を隔てるパーティションがつり下げられていました」
フロントのパーティションのほか、入り口の検温器や消毒液も撤去しました。
そして、8日からは施設内で行っているダンスレッスンなどでも受講者のマスク着用を「個人の判断」に。さっそく、マスクを外してレッスンを受ける人も見られました。
【レッスン受講者】
「けっこう体力を使うので、そういう意味ではマスクをしていると大変」
【ELC長潟 大橋海マネージャー】
「少しずつお客様も戻って来られて、また、これから緩和されて、さらに利用がしやすくなるかなと」
今後、利用者の増加に期待しつつも、引き続き、温泉やサウナでは大きな声での会話を控えるよう求めています。
【ELC長潟 大橋海マネージャー】
「まだ、感染症のリスクを気にかけるお客様もいらっしゃるので、引き続き、感染症対策は気を付けて行っていく」