
高齢化が進み伝統技術の継承が課題となるなか、佐渡市では佐渡民謡の踊り手が頭にかぶる「おけさ笠」に使うイグサを染める作業が行われました。
佐渡市畑野地区で行われたのは佐渡民謡にかかせない「おけさ笠」に使うイグサを染める作業です。
高齢化が進み伝統継承が課題となるなか、13日はおけさ笠の会に所属する10人ほどの会員が活動に参加。
紫色の染料が入ったお湯にイグサを入れ、20分ほどかけてじっくりと染め上げていきました。
【おけさ笠の会 細野幸太郎 会長】
「佐渡の伝統的な手仕事を守っていきたいという思いの中の一つがおけさ笠」
【おけさ笠作りを指導 渡辺ハツミ さん】
「自分が勉強してやっていこうかなという人が出てくれたら私はうれしい」
染めたイグサは一日ほど自然乾燥させたあと、おけさ笠作りに使われるということです。