
この時期、採りに出かける人も多い山菜。新潟県魚沼市で山菜採りを体験し、山菜の見分け方・食べ方を聞いてきました。
5月14日、今シーズンの営業が始まった「小田わらびの里」。今回は、この山菜園を運営する下村亨さんに山菜の見分け方を教わります。
園内を案内してもらい、さっそく見つけたのが…
【魚沼 小田わらびの里 下村亨 代表】
「これはヨモギ。ただの草じゃなくて、ヨモギ」
鮮やかな緑色で独特な香りが特徴のヨモギ。こちらは団子や味噌汁に入れて食べるのがおすすめということです。さらに歩いていくと…
【魚沼 小田わらびの里 下村亨 代表】
「これが、アケビのつる。こういうのは食べる。苦味があって、ビールの肴にちょうどいい」
アケビのつる・通称「木の芽」は、雪国の春の味覚で、お浸しなどにすると絶品だそう。
様々な山菜が顔を出す、“山菜の宝庫”とも言える園内に多く生えているのが、山菜の代表格「ワラビ」です。
フキの間で見つけたワラビを桶屋アナウンサーが収穫!
【桶屋美圭アナウンサー】
「すごくしっかりしています。茎も結構太い。でも、これフキの間に生えていて、日光を浴びづらい場所…」
【魚沼 小田わらびの里 下村亨 代表】
「草木があったほうが、開かないで、柔らかくずっと伸びてくれるから、おいしいワラビになる」
そんなワラビを求めて、14日は県内・県外から約200人が来園。多くのワラビが収穫されていましたが、一日で7cmほど育つため、15日も山菜採りを楽しむことができました。
【魚沼 小田わらびの里 下村亨 代表】
「山菜はどんどん変化してくる。食べるよさはもちろんあるが、採る喜び・楽しさもあって通ってくれるのでは」
※山菜は急な斜面に生えていたり食べられなかったりするものもあるので、安全に注意して楽しむことが大切です。