
新潟市は15日、マイナンバーカードを使ったコンビニ交付サービスで、新潟市が発行する証明書のうち、すでに廃印処理済みである印鑑登録証明書を誤って交付するトラブルが3件あったことを発表しました。
新潟市によりますと、5月12日、サービスを利用した市民から誤交付の申し出があり、コンビニ交付システムをすべて停止しました。
その後、システム事業者の富士通Japanが調べた結果、システム連携の不具合が原因と特定され、午後7時に印鑑登録証明書以外の交付サービスを再開しました。
追跡調査で今年に入ってから誤交付が2件確認、ほかにも誤交付の可能性がある事案が確認されました。
誤交付された3件は、いずれも本人に交付され、個人情報の流出はありません。
富士通Japanはデータの修正を行って安全生を確保、印鑑登録証明書のコンビニ交付サービスは16日午前6時半に再開しています。