
5月18日、新潟県内は気温が上がり、17の地点で真夏日となりました。
この暑さで、特に注意が必要となるのが子どもたちです。小学校では、休み時間に外で遊ぶ児童たちがこまめな水分補給など、熱中症対策に注意を払っていました。
新潟市中央区の南万代小学校。給食の時間の校内放送で呼びかけられたのは…
【校内放送】
「レスキュー南万代委員会から、きょうの熱中症の危険度についてお知らせです。きょうの気温は29℃の予想です。熱中症のレベルは、レベル2の注意レベルです」
この暑さを受け、レスキュー委員会(=保健委員会)が熱中症への注意を促しました。
給食の時間が終わると昼休み。児童たちは待っていましたとばかりにグラウンドに出て、元気いっぱい駆けまわります。
運動会が近いとあって、応援団の児童は汗をかきながら旗振りの練習。ここでも…
【レスキュー委員会】
「ドリンクタイムです。全員、水を飲みましょう」
【記者リポート】
「レスキュー委員会の呼びかけで、子どもたち一斉に日陰に集まってきました。それぞれ水筒の水を飲んでいます」
昼休みの間にも、レスキュー委員会が中心となり、水分補給の時間を設定。あわせて、外では帽子をかぶることやマスクを外すことなどが呼びかけられました。
【児童】
「きのうより温度が上がってきて、真夏みたいな気温でめちゃくちゃ暑い」
【児童】
「暑い。水を水筒に入れてきたけど、すぐなくなっちゃった」
先生たちも季節外れの暑さの中、細心の注意を払い、児童の様子を見ています。
【南万代小学校 廣田美春 養護教諭】
「遊びに夢中になって水を飲むのを忘れてしまう子が多い。体が暑さに慣れていないので、とても心配」
季節外れの暑さに戸惑いが広がった県内。19日は広く雨が降り、18日と比べ、気温が下がる予想で体調管理に注意が必要です。