
甘みと酸味のバランスが抜群の新潟市北区特産のトマトの出荷が始まりました。
5月22日早朝の新潟市中央卸売市場。競りが行われていたのは、夏野菜の定番『トマト』です。中でも人気だったのが、新潟市北区濁川地区が産地の『にごりかわトマト』。その特長は…
【買い付けに来た人】
「薄い皮がやわらかいし、みずみずしい。甘味もあるし、酸味もあるし、おいしい」
【買い付けに来た人】
「甘味と酸味があるところが、昔ながらのトマトの味がしておいしい」
【記者リポート】
「まるごと食べるのがオススメという、にごりかわトマト。実がぎっしりと詰まっていて、普通のトマトよりも酸味と糖度のバランスが非常に良いです」
にごりかわトマトには、栽培方法にも特徴があります。
【濁川ハウス組合 伊藤義和 組合長】
「少量多潅水という、余計に水をやらない。それと肥料に有機質系のものを使うようにしている。(水を)しぼり気味にすることで、味が濃くなってくる」
価格は例年より少し安く、旬は6月中旬まで続くということです。一方で、おいしいトマトの見分け方を聞くと…
【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「業界では金筋というが、金筋が入っているトマトのほうか内容が濃くて、おいしいトマト」
暑い日が多くなるこれからの時期。栄養価の高いトマトがオススメです。
【濁川ハウス組合 伊藤義和 組合長】
「食欲が落ちた時に、水分と栄養が一緒にとれる。たくさん食べると、健康に良いと思う」