
新潟県新発田市で、園児が地球温暖化防止や省エネについて学ぶため、グリーンカーテンになるゴーヤーの苗を植えました。
新発田市の「ななは保育園」で5月23日、園児たちが植えていたのは、ゴーヤーの苗。
このゴーヤー、食べることだけが目的ではありません。作ろうとしているのは、ゴーヤーのグリーンカーテンです。
夏場は日光を遮ることでエアコンの利用を抑えられ、地球温暖化の防止や省エネにつながります。
【グリーンカーテンプロジェクト 佐藤恭子 会長】
「借りていた事務所はエアコンがない事務所。壁一面にゴーヤーをはったら、エアコンなしでも何とか耐えられる」
新発田市は、2010年から毎年、この時期に市内の小学校や保育園などでゴーヤーの苗などを植えてグリーンカーテンを作っていて、今年は約30カ所で設置する予定です。
省エネなどについて知ってもらおうと開かれたイベントですが、園児が心待ちにしているのは、やはり大きく育ったゴーヤー。
【園児】
「一番高い上のところに育つ」
【園児】
「お味噌汁にする」
【園児】
「カレー。カレーが一番おいしいでしょ」
育ったゴーヤーは保育園や家庭で食べるということです。