
去年8月の豪雨で甚大な被害を受け運休が続いている米坂線。JR東日本新潟支社は26日、県と沿線自治体に復旧にかかる費用の説明を始めたことを明らかにしました。
JR東日本新潟支社は4月、米坂線の復旧にかかる費用が約86億円、工事期間は5年に及ぶという試算を公表しました。
これらの詳細について、JR東日本新潟支社は5月中旬以降、県と村上市・関川村を含む沿線自治体に説明したということです。
【JR東日本新潟支社 小川治彦 支社長】
「実際、被災してどうなったのかという、事実関係を共有するところからスタート地点に立ったばかりというところ」
小川支社長は「沿線の自治体からは復旧に掛かる金額の大きさに当惑の声もあがった」と明かした上で、今後、どのような論点で話し合いを進めていくか検討するとしています。