
26日、聖籠町の60代女性が、町役場の職員を名乗る男などから「介護保険料の還付金を受け取れる」として指定された口座への振り込みを指示され、約270万円を騙し取られる被害がありました。
新発田署によりますと26日午後4時過ぎ、聖籠町の60代女性の自宅に町役場の職員を名乗る男から「介護保険料の還付金がある」と電話がありました。
その後金融機関を名乗る別の男から「ATMで還付金を受け取ることができる」などと電話があり、女性は男の指示に従い金融機関のATMで、現金約270万円を振り込みました。
女性は現金の振り込み後家族に相談し、詐欺被害であることに気が付いたということです。
警察は還付金詐欺として捜査を進めるとともに「心当たりのない連絡の指示には従わないでほしい」とコメントしています。
《特殊詐欺の防犯ポイント》
・相手は詐欺のプロであることから、防犯機能付き電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど、犯人からの電話に直接出ない対策をとることを検討してください。
・電話でお金の話が出た時は特殊詐欺を疑ってください