アルビレディースの開幕戦が行われた8月27日の新潟市陸上競技場。
【サポーター】
「開幕戦なので絶対に勝っていただきたい。新潟の女子サッカーがもっと盛り上がるといい」
【子ども】
「アルビレックスのみんな頑張ってください」
多くのサポーターが集まる中、注目の的となっていたのが、2011年のワールドカップで世界一を経験した川澄奈穂美選手です。
【サポーター】
「川澄選手。新潟デビューだと思うが、世界を知っている選手ですし」
【サポーター】
「川澄選手が入団して、また違ったサッカーが見られるのかなと楽しみ」
ちふれ埼玉をホームで迎え撃ったアルビレディース。スタメン入りした川澄も大きな声で味方に指示を送ります。
【川澄奈穂美 選手】
「試合になるとサポーターの声がすごく大きいので、そのサポーターたちに負けない声を出さないと、というのを意識してやった」
新たなメンバーとともに開幕勝利を目指すアルビは、前半25分スペースへのロングボールに反応した石淵が相手キーパーをかわし、先制ゴールを奪います。
これで勢いに乗ったアルビは、自ら獲得したPKを道上が冷静に決め追加点。前半終了間際に埼玉に1点を返されますが、アルビの勢いは止まりません。
後半7分、川澄が自陣でボールを奪いカウンターを仕掛けると、最後はゴール前へのスルーパスに走り込んだ道上がダイレクトで流し込んで3点目。
さらに後半21分には、コーナーキックから再び道上が合わせ、点差を広げます。
【道上彩花 選手】
「決めきるところを決めきれた結果かなと思っているので、良い結果だなと自分では思っている」
昨シーズン、チーム最多6ゴールを決めた道上のハットトリックもあり、4ー1でホーム開幕戦を白星で飾ったアルビレディース。最後は集まったサポーターと喜びを分かち合いました。
【川澄奈穂美 選手】
Q.“アイシテルニイガタ”を聞いて
「最高だった。あんなにノリノリで聞けるなんて思っていなかった。これはやっぱり勝利したからこそだと思っているので、とてもうれしかった」最終更新日:Mon, 28 Aug 2023 18:48:18 +0900