〈J1アルビ〉鹿島に2ー0で敗れ15位後退… 「序盤の失点」・「決定力不足」が課題に【新潟】

サッカー明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は8月26日、アウェーで鹿島アントラーズと対戦し2ー0で敗れました。試合立ち上がりの守備、そして決定力不足が大きな課題となっています。
サッカー明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は8月26日、アウェーで鹿島アントラーズと対戦し2ー0で敗れました。試合立ち上がりの守備、そして決定力不足が大きな課題となっています。

上位浮上を目指し、敵地で鹿島と対戦したアルビ。

【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「入りのところの悪さというのがまた出てしまった。そこで2失点して、ゲームを難しくしてしまった」

ここまでのリーグ戦、敗れた10試合のうち6試合で開始15分以内に先制点を奪われていて、立ち上がりの守備が課題となっていましたが、この日も左サイドからのクロスを垣田に合わせられ、前半9分に失点。

相手を勢いに乗せてしまい、前半30分には鈴木のダイビングヘッドで追加点を許してしまいます。

2点のビハンイドを追いかけるアルビは後半、持ち味としているパス回しからリズムをつくり、ゴールに迫りますが、ここでアルビのもう一つの課題・決定力不足が露呈します。

後半16分、三戸が左サイドからドリブルで中央に切り込みシュート。そのこぼれ玉を押し込んだ長倉。しかし、これはオフサイドの判定に。その3分後に高が放ったミドルはポストに嫌われ、ゴールならず。

試合終盤には高・高木が流れるようなパスでチャンスを演出。小見に最後を託しますが、ここも相手キーパーの好セーブに阻まれてしまいます。

序盤の失点、決定力不足に泣いたアルビは2ー0で敗れ、連勝とはなりませんでした。

【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「最後、ゴールを割れなかったというところがこういう結果につながったので、また次節、そういうところも反省しながら、しっかり次の試合の準備を進めていきたい」

負けたアルビは勝ち点28のまま、順位は15位に後退しました。

最下位1チームだけがJ2に自動降格する今シーズン。最下位・湘南との勝ち点差はわずか11となっていて、J1定着に向け、負けられない戦いが続きます。

次節は9月2日、ホームで浦和との対戦。一方、初のタイトルを狙う天皇杯は8月30日、ビッグスワンで川崎との準々決勝が行われます。最終更新日:Mon, 28 Aug 2023 18:46:37 +0900