２４日午後９時半すぎ…信越線の線路内で電車と正面衝突していたのは、何と普通乗用車です。線路内で一体何があったのでしょうか…
車と電車が正面衝突する事故があったのは、信越線の土底浜駅と犀潟駅の間の線路内です。
信越線の電車は下りの普通列車で、直江津方面から長岡方面へ進行。一方、車は土底浜駅側から犀潟駅方面に進んでいて、警察は車がいずれかの踏み切りから線路内に進入したとみています。
この事故で、車を運転していた上越市の７０代男性が右足を骨折する重傷を負いましたが、命に別条はありませんでした。
電車に乗っていた乗客２０人と乗員２人にケガはありませんでしたが、まさかの事故に、乗客も驚きを隠せません。
【乗客】
「もともとぶつかった時、止まったところが踏み切りとかないところなので、なぜ車とぶつかるのか、というのはありましたけどね」
「１回急ブレーキの音がキーとなって、そこから衝撃がドンって、あのライトも消えて、一瞬車内のライトも何かあったのかなと思いました」
線路内に車が進入する事案は先週も…
【鈴木秀喜アナウンサー】
「寺尾駅のホームには、普通列車が停車したままです。この寺尾駅のホームからわずか行ったところに、立ち往生している乗用車が確認できます」
今月１７日、新潟市西区の越後線で、８０代女性の運転する軽乗用車が誤って線路内に進入していました。
相次ぐ高齢ドライバーによる線路内への進入事案。今回の事故では上下線で４本の電車が運休し、約１５０人に影響が出たということです。
警察は男性の回復を待って、経緯などを詳しく調べる方針です。最終更新日:Wed, 25 Oct 2023 18:40:21 +0900
