佐渡市で4年ぶりに“戸地まつり”開催!武家時代を伝える貴重な祭りも「存続難しい…」【新潟】

獅子舞に豆まき、そして古武道の型を披露し、邪悪なものを追い払う「白刃」。
獅子舞に豆まき、そして古武道の型を披露し、邪悪なものを追い払う「白刃」。

10月19日、4年ぶりに新潟県佐渡市相川地区で開催されたのは、五穀豊穣と地域の繁栄を願う佐渡市相川地区の「戸地まつり」です。

神社に奉納したあとは、約30世帯を門付けして回り、集落を大いに盛り上げました。

【東京から帰省した人】
「やっぱりいい。皆さん、新型コロナで大変だったと思う。休んでいたことをまた始めるのはとても大変。改めて、東京から来てとてもよかった」

武家時代の名残を今に伝える貴重な祭りですが…。

【白刃を演じた人】
「なかなかない祭りなので、できるだけ絶やさないでいきたいが」

存続が危ぶまれる理由は、後継者不足です。

【戸地集落総代 山本忠文さん】
「戸地独特のものなので、本当は保存していきたいが、限界集落ということで、なかなか今は難しいという感じ」

後継者不足の中、どうすれば祭りを継承できるのか、住民の模索が続きます。最終更新日:Fri, 20 Oct 2023 19:01:25 +0900