幕末から明治期にかけ、砂金の採取から上納までを取り仕切っていた「金子勘三郎家」の住宅。
6月25日、佐渡市で行われた見学ツアーでは、約3年の保存修理工事を終え、完成した母屋が公開されました。
【参加者】
「金で栄えた土地だったということが、建物が残ってることで証明されている。感動がある」
一方で…
【御一行の出発挨拶】
「金銀20箱。佐渡奉行所より、江戸城まで送り届けること承りました」
24日には、江戸時代に相川地区から港のある小木地区まで歩いて金や銀を運んだ様子を再現する「御金荷の道」が行われました。
今年も当時の衣装を着て、約10kmの道のりを歩いて、最後は無事に全員が目的地に到着。
参加者は、一日かけて重い金を歩いて運ぶ大変さを感じていました。
【参加者】
「いつも車の道しか走ってなかった。こういう道を昔の方が歩いてたのだなと思って、なかなか大変だっただろうなと」
【ゴールデン佐渡 河野雅利 社長】
「世界遺産(登録)に向けて、ぜひ盛り上がってほしいと思い、参加した」最終更新日:Mon, 26 Jun 2023 18:59:23 +0900