佐渡市両津地区では11月7日午前11時46分に最大瞬間風速26.9mの強い風が吹き、木が倒れる被害が出ました。
倒木により、電線が断線するなどして起こる恐れがあるのが「停電」です。
佐渡市では去年12月の大雪で大規模な停電が発生し、全て復旧するまでに10日を要しました。
長期間復旧できなかった理由の一つには、大雪により車や人が通れず、原因箇所の特定に時間を要したことが挙げられています。
そこで7日、東北電力ネットワークなどは、ドローンを使って停電箇所を確認する訓練を行いました。
【東北電力ネットワーク新潟支社 渡辺信貴 配電部長】
「昨年の課題として、離島特有の応援派遣に苦労した」
応援派遣への課題に対しては、地域の電気工事組合と災害時の連携協定を結ぶなどして対応を強化する方針です。
【東北電力ネットワーク新潟支社 渡辺信貴 配電部長】
「実際の災害時に、安全を最優先とした作業につながればいい」
また、この日は電線近くにある樹木を伐採するなど、停電を未然に防ぐための作業も行いました。最終更新日:Tue, 07 Nov 2023 19:18:37 +0900