6月27日、午前4時の新潟市江南区。
日が昇り始めるのと同時に向かったのは、夏の味覚・トウモロコシの収穫です。
【記者リポート】
「私の身長は155cmほどなのですが、それを優に超える高さにまで成長しています。そして葉をかきわけると、しっかりとした実がなっています」
先週、収穫作業を始めたカガヤキ農園。毎年人気の早朝販売がこの日始まるため、急ピッチで収穫作業を進めていました。
【カガヤキ農園 生産部 田淵崇元さん】
「早朝にとったのが一番おいしいので、それを皆さんに食べてもらいたい。天候に恵まれて、だいぶ順調に成長している。出来はいいかなと思う」
収穫していたのは、早生品種で甘みの強い「ゴールドラッシュ」、約5000本です。
【記者リポート】
「こちら生でも甘みが感じられるということなので、1口だけいただきます。甘い!そして、すごくみずみずしいです。噛むたびに、トウモロコシのジュースのように水分が甘みと共に出てきて、とてもおいしいです」
一方、収穫後は徐々に糖度が下がってしまうというトウモロコシ。取れたてを味わってもらうため、急いで販売所へ運びます。すると…
【客】
「大を20本」
午前5時半。販売所には、あっという間に100人以上の長蛇の列が!
【客】
「友人に勧められて一緒に来た。すごくおいしいという話を聞いて」
中には…
【客】
「60本買った。甘いし、新鮮だから、ゆでると全然違う」
【客】
「お店で使うのを40本と、自宅や友達に配るので40本、計80本買った。ほかのものが食べられなくなる」
生産者の思いが詰まった、あま~いトウモロコシ。
【カガヤキ農園 生産部 田淵崇元さん】
「きょうからまた、おいしいものを皆さんにお届けできるように頑張りたい」
早朝販売は7月中旬ごろまで続きます。最終更新日:Tue, 27 Jun 2023 18:33:45 +0900