【飛田厚史アナウンサー】
「レトログッズで活性化を図るのは、魚沼市の大湯温泉。温泉とレトログッズには共通点があるといいます」
約1300年前に開湯したと伝えられる魚沼市の大湯温泉。その温泉街に10月6日オープンしたのは「魚沼レトロ商店」です。
1960年代以降の漫画やレコード・映画のポスターなど、レトログッズ数百点が並ぶ魚沼レトロ商店は、地元のレトログッズコレクター・櫻井治さんがプロデュースしました。
【櫻井修さん】
「この中で、ぜひ見てほしいのがサザエさん一家勢揃いのサイン」
国民的人気アニメ「サザエさん」の磯野家の声優が長岡市に勢揃いした際の約40年前のサインのほか、昭和の大スター・美空ひばりさんの直筆サインなど貴重な品々が並びます。
1979年生まれ、44歳の飛田アナウンサーが発見したのは…
【飛田厚史アナウンサー】
「私にとっても懐かしさのあるゲゲゲの鬼太郎」
【櫻井修さん】
「ソノシートが入っていて、レコードが聞ける」
【飛田厚史アナウンサー】
「懐かしい、ソノシート!たまらないですね」
思わず興奮してしまうレトログッズの数々。魚沼レトロ商店では、レコードや漫画を手に取って楽しむことができます。
【訪れた人】
「足を運んでもらえたら。ちょっと秘密の場所っぽいところもいい」
また、店内には大湯温泉の歴史をひも解く写真なども展示され、懐かしそうに眺める地元の人の姿もありました。
【地元に住む人】
「(当時のにぎわいは)すごかったよ。奥只見はダム建設が始まっているから。土建屋さんがみんな泊まってさ。もうちょっと流行ってもらいたい」
【尾瀬ルート活性化委員会 星和彦 会長】
「(レトロコンセプトを選んだ理由は)この温泉地が活性化していたときの思い出。そして、経験していないけど、若い人でも懐かしく感じるところがレトロの良さ」
戦後から高度経済成長期に隆盛を極めた大湯温泉…当時の漫画やレコードで振り返ってもらおうという趣向が凝らされていました。
【櫻井修さん】
「(レトロな品々を置いた理由は)昔の思い出。当時こうだったと、その時代に戻ってもらう。その当時に戻ると元気が出る」
知っている世代も、そうでない世代も、ノスタルジックな思いとともに元気になる魚沼レトロ商店。
温泉で体を癒し、レトログッズで心をほぐす。身も心も温まるそんな旅が楽しめそうです。
魚沼レトロ商店は11月5日まで期間限定で営業しています。最終更新日:Fri, 06 Oct 2023 18:47:21 +0900