死亡したのは、佐渡市八幡の無職の男性(85)と妻(83)です。
11月25日、佐渡市泉の林道で脱輪した軽トラックが見つかり、この近くで車の所有者の男性が死亡していました。
男性は当初、1人暮らしとみられていましたが、警察が親族から話を聞いたところ、妻と2人暮らしであることがわかりました。
妻は行方不明だったため、警察などは26日朝から捜索を始め、約2時間半後の午前10時45分ごろ、山中で死亡した状態で見つかりました。
2人の死因について、警察は男性が急性心筋虚血の疑い、女性は転倒による頸椎骨折の疑いであると発表しました。
警察は、脱輪したあとに男性が病気を発症し、その後、女性が現場周辺を歩いていたところ斜面で転倒し、頸椎を骨折した可能性があるとみています。また、女性には、低体温症の所見もみられたということです。
2人が山に入った目的はわかっておらず、警察は事故の可能性が高いとみて捜査を続けています。最終更新日:Tue, 05 Dec 2023 17:12:12 +0900