【飛田厚史アナウンサー】
「新潟市で開かれたのはこの本物の路線バスを使った運転体験会。この車を操ることができます」
新潟市北区で開かれた大型バスの運転体験会は、県内で路線バスなどを運行する新潟交通がバスへの理解を広めようと開いたもので、4日は20代から70代までの男女9人が参加しました。
公道ではない駐車場を使用するため、大型免許がない人も体験可能で、参加者は駐車場内の周回などに挑戦しました!
【指導官】
「(ハンドルを)切ってください切ってください」
全長約11メートル、幅2.5メートルのバスに苦戦する参加者ですが…
【参加者】
「できて嬉しかったです。女性でもできるなというのは自分自身運転して思った」
バックでの駐車を体験してみると…
【飛田厚史アナウンサー】
「曲がります。ハンドルが大きいから大変です」
車体間隔も掴めていませんでしたが、無事に駐車できました。
【飛田厚史アナウンサー】
「ドキドキした。なかなかできない経験ができました」
また、こんな参加者も…
【参加者】
「めっちゃワクワクしてます」
順調に走る車好きの参加者は…
【参加者】
「面白いのでもともと興味があったのもあるが、ちょっと考えてみようかなと思った」
運転士に興味がわいたようです。新潟交通が期待するのは運転士の確保です。運転士不足などを理由に新潟交通は今年4月のダイヤ改正で減便を実施し、今年9月には運賃値上げの方針で運転士の確保は急務です。
【新潟交通経営管理室 新井田謙係長】
「意外と自分でもバスの運転ができるんだというあたりを感じていただいて、ひいては業界全体が抱えるバスの運転手不足解消するきっかけになるようなればと思っている」
新潟交通では大型免許の取得費用を補助するなど運転士の確保に力を入れていく方針です。最終更新日:Tue, 04 Jul 2023 18:39:12 +0900