“救急車”の適正利用を!「紙で指先切った」「テレビの配線して」緊急性低い不適切な通報も…

9月9日の『救急の日』に合わせて、8日朝、新潟市東消防署の職員が救急車の適正な利用を呼びかけました。
9月9日の『救急の日』に合わせて、8日朝、新潟市東消防署の職員が救急車の適正な利用を呼びかけました。

年々増加しているという救急車の出動件数。

今年1月~8月の新潟市内における救急隊の出動件数は3万件あまりで、去年の同じ時期を約3000件上回っていて、通報の中には救急搬送の必要がないものもあったといいます。

総務省消防局によりますと、これまで「新聞紙で指先を切った」「入れ歯を飲み込んだ」などの緊急性の低い通報のほか、「テレビの配線をしてほしい」などの不適切な通報も見られたということです。

【新潟市東消防署地域防災課 野島忠 課長】
「ちょっと指を切ったとか、どうすればいいのかというときは119番ではなく、窓口に相談してほしい」

本当に必要な人のもとへ早く救急車が到着するためにも、新潟市消防局は救急車を呼ぶべきか判断できないときは「♯7119」に。小児救急に関する場合は「♯8000」に相談してほしいと呼びかけています。最終更新日:Fri, 08 Sep 2023 19:23:16 +0900