築80年の古民家で白玉あんみつに舌鼓!地域の文化・魅力を世界に発信【新潟・三条市】

新潟県三条市に佇む一軒の古民家。古き良き日本の文化を残そうとリノベーションされ、地域住民だけでなく外国人観光客などからも注目を浴びています。
新潟県三条市に佇む一軒の古民家。古き良き日本の文化を残そうとリノベーションされ、地域住民だけでなく外国人観光客などからも注目を浴びています。

三条市の住宅街にひっそりと佇む一軒の古民家。その中に入ってみると…

【山中麻央アナウンサー】
「この梁の感じ、土壁の感じ、そして天井はとても高くて、古民家を改修したのを感じます。おばあちゃんの家に来たような感覚です」

ここは築80年ほどの古民家を改修したカフェ「SAKUNOYA」です。

歴史を感じる店内で楽しめるのが、こちらもどこか懐かしさを感じる白玉あんみつ。専門店として、メニューにはこだわりが詰まっています。

【下田村 今井将智さん】
「新潟県産餅米を使っている。きな粉は原勇さん、お隣さんのきな粉を使っている。ご近所さんの皆さん、原勇さんのきな粉を気に入っているらしい」

地域お墨付きの素材を組み合わせたその味は?

【山中麻央アナウンサー】
「白玉はもちもち。白玉のお米の風味ときな粉の風味が鼻から抜けておいしいです。日本の良さを感じます」

施設の楽しみ方はカフェだけではありません。1日1組限定で宿泊することができ、ノスタルジックな空間を思う存分楽しむことができるのです。

【山中麻央アナウンサー】
「とても開放感がありますね」

施設内を案内してもらうと、気になるものを発見。

【下田村 今井将智さん】
「これは近くの鍛冶道場からお借りした製品。実際に外国人の方も興味を持って見ている。特に皆さん、よく燕三条のショップの袋とかを持っているので買っているんだと思う」

ウイルス禍が明け、外国人観光客からの需要が増える中、燕三条が誇る金物は注目の的のようです。

【下田村 今井将智さん】
「しっかりと歴史を残しつつ、直しつつ、外国人客を中心に来てもらえるような施設をつくりたい。お祭とかの文化を発信していきたい」

古き良き日本の文化を残す古民家の活用。地域の魅力を世界に発信することにもつながる施設に期待が寄せられます。最終更新日:Fri, 08 Sep 2023 19:02:18 +0900