NPBファームリーグ参加内定の“アルビBC” 試合数増加・スポンサー…正式決定へ重要課題は?【新潟】

来シーズンからプロ野球2軍戦への参加が内定したことを受け、新潟アルビレックスBCが会見を開きました。
来シーズンからプロ野球2軍戦への参加が内定したことを受け、新潟アルビレックスBCが会見を開きました。

【新潟アルビレックスBC 池田拓史 社長】
「私どもは、2024年からのイースタンリーグの参加に対して準備をさせていただく。スタートラインに立たせていただくためのスタートラインに立たせていただいたと認識している」

10月2日、会見を開いたのは、来シーズンからプロ野球12球団の2軍で構成されるファームリーグへの参加が内定したアルビBCです。

これまで10人をNPBに輩出していますが、2軍戦への参加により、さらにレベルの高い選手が集まることが期待されるほか、プロ野球観戦の機会が増えることで地域活性化や交流人口の増加も見込めます。しかし…

【桶屋美圭アナウンサー】
「アルビBCは今シーズン、ホーム・ビジターあわせて63試合を戦いました。ファームリーグへの参加が正式決定すると、年間約140試合となり、今季の2倍以上の試合数となります」

試合数の増加に伴う本拠地球場や練習施設の調整に加え、選手やコーチの確保など、早急に解決しなければいけない多くの課題が…

【新潟アルビレックスBC 池田拓史 社長】
「せっかく参加できても、毎試合なかなか勝てないとなると、お客様の関心もなかなか上がってこないと思う。時間はかかると思うが、その時間を少しでも短縮できるようなチーム編成・環境整備を進めていきたい」

さらに球団を支えるスポンサーなど、経営規模も従来の2倍以上にする必要があるとみられています。

【新潟アルビレックスBC 池田拓史 社長】
「課題はまだまだあるが、なんとかクリアして正式決定に至るように全力を尽くすことを約束するとともに、皆さんからも幅広く支えて応援していただければありがたい」

果たして課題を乗り越えられるのか、新規参加は11月末に正式決定されます。最終更新日:Mon, 02 Oct 2023 18:32:32 +0900