颯爽と風を切りながら参加者が乗りこなしていたのは、電動キックスケーターです。
来年3月に県内で初めてシェアリングサービスが導入される新潟市北区。
10月10日に開かれた研修会には、新潟北署の署員など約50人が参加し、電動キックスケーターの乗り方や注意点などを学びました。
【参加者の感想】
「初めて使用した。すぐ走る分には、とても加速よく乗っていていいが、曲がる際には、スピードを落とすのがとても難しく、少し練習が必要な乗り物だと感じた」
電動キックスケーターは今年7月の法改正により、最高速度が20キロ以下で、一定の要件を満たすものは16歳以上であれば誰でも利用できます。
雨の日の走行は推奨されていませんが、小さな水たまりはスムーズに進むことができます。乗りやすさが増している一方で…
【愛宕商事 営業一課 宇都宮誠 課長】
「自転車のように歩道を走って、歩行者と同じ走行になってしまうと非常に危険。そういったところは、しっかり注意喚起をさせていただきたい」
電動キックスケーターをめぐっては、今年8月に時速20キロを超えるものを無免許で運転したなどの疑いで女子大学生が書類送検されたほか、全国でも事故が相次いで発生しています。
【北署 交通課 神林修 課長】
「まだ制度が始まったばかりで、ルールの周知が十分ではないのかなと思う。まずは事前にルールを確認して、安全に利用をお願いしたい」
電動キックスケーターのシェアリングサービスはテスト運用のあと、来年3月から本格的に運用される予定です。最終更新日:Tue, 10 Oct 2023 18:39:22 +0900