佐渡市の高千家畜市場で開かれたウシの競りには、県内や近県などから20の業者が参加しました。
このうち、子牛は約130頭が競りに掛けられ、最高価格は108万6800円。
一方、子牛の平均価格は45万台で、夏に行われたセリよりも7万円あまり安くなりました。
エサ代の高騰や家庭での牛肉の消費が低迷していることで、全国的にも子牛の取引価格は下落しています。
さらに子牛の成育には、夏の猛暑が影響…。
【JA佐渡畜産振興課 菊池敏 課長】
「夏場の猛暑で食欲が低下した中では、どうしても牛全体の脂の乗り・肉付きが悪いウシが目立った」
それでも、肉の味に影響はないということです。猛暑の中、丹精込めてウシを育ててきた生産者は…。
【生産者】
「寂しい気持ちもあるが、最後まで元気に育ってくれたらいい」
次回の競りは、来年4月に行われます。最終更新日:Thu, 02 Nov 2023 19:14:21 +0900