”泳ぐ宝石” ニシキゴイ発祥の地・小千谷市で大使館関係者がニシキゴイを放流 魅力を世界に発信

小千谷市で4日、選りすぐりのニシキゴイを集めた新潟県の品評会が開かれました。
小千谷市で4日、選りすぐりのニシキゴイを集めた新潟県の品評会が開かれました。
これに合わせてアジアなどの大使館関係者によるニシキゴイの放流が行われ、その魅力を世界に発信しました。

「泳ぐ宝石」と称されるニシキゴイ。
その発祥の地・小千谷市の「錦鯉の里」を4日に訪れたのは、カンボジアやフランスなど8か国の駐日大使館の関係者です。

県内では去年、「世界錦鯉サミット」が開かれるなど、魅力を世界にアピールする取り組みが進められていて、大使館関係者は施設の池にニシキゴイを放流し、美しさを実感していました。

【スリランカ ロドニー・ペレーラ駐日大使】
「新潟の小千谷市に来られてとてもうれしいです。(スリランカでの販売促進へ)新潟県と強い友好関係を築いていきたい」

一行はその後、小千谷市体育館で開かれている県の錦鯉品評会に移動。

品評会には夏の猛暑の中、県内の養鯉業・60社が丹精込めて育てた565匹のニシキゴイが出品され、興味深そうに見つめていました。

【小千谷市錦鯉漁業協同組合 間野等 組合長】
「この気象状況の中で我々の飼育技術を感じとってもらえればありがたい」

県の錦鯉品評会の一般公開は5日も行われます。


最終更新日:Sat, 04 Nov 2023 19:19:19 +0900