新潟市中央区のピア万代。
【松村道子キャスター】
「鮮魚がズラリと並んでいます。その先には佐渡産の寒ブリです。この店では、年末年始のお客のニーズに仕入れの力で応えたいと話しています」
【万代島鮮魚センター 渋木和也 店長】
「寒ブリに関しては、漁の時期が始まるときに、ニュースで不漁だという話を受けてから、我々も地元の漁師とやりとりしながら、最後は満遍なく揃えられるように努力している。不漁だと言われている割には(価格は)例年並みに収まっている」
ゆでガニも人気です。
【万代島鮮魚センター 渋木和也 店長】
「丸ごと一匹なので脚・肩肉・味噌、すべて堪能できるのがいいところ。(家庭で)ゆでなくてもいい、食べやすさが一番の魅力」
夏の猛暑から今年、不漁となったサケは、価格が例年よりも2~3割上昇していますが、数を揃えてお客を待ちます。
【客】
Q.年末はどんなものを食べる?
「海鮮だったりお肉だったり、色んなものが値上がりしているので(年末年始は)ちょっとだけ、たまに贅沢したい」
【万代島鮮魚センター 渋木和也 店長】
「お客様としても最後の最後に贅沢をしようと当店を選んでもらっていると思っているので、我々もその気持ちに応えられるよう頑張る」
【松村道子キャスター】
「鮮魚センターの隣には直売所。こちらでは県産食材で年を越してほしいと話しています」
【ピカリ産直市場 お冨さん 冨山敦史 専務取締役】
「新潟県産物を多く揃えているので、地元に帰ってこられた方にも地元の県産食品を食べてもらいたい」
県産のサトイモ・レンコン・ゴボウといった根菜類、50種類以上が並ぶ餅に加え…
【ピカリ産直市場 お冨さん 冨山敦史 専務取締役】
「冬場ということもありキノコ類」
ぬめりの強い津南町産のナメコのほか、食べ応えのある大きさが魅力の五泉市産のシイタケと南魚沼市産のシメジは年末年始の鍋料理に人気だといいます。
【ピカリ産直市場 お冨さん 冨山敦史 専務取締役】
「市場もだいぶ落ち着いているし、うちは農家が直接持ち込むので、市場に左右されず、今のところ例年通りの価格帯ではある」
店内には、正月料理の準備に訪れた人もいました。
【客】
「のっぺの食材を買いに来た。私が作って、みんながおいしそうに食べてくれたらありがたい。作った張り合いがある」
新年が良い年になるようにと願いを込めながら、ごちそうの準備は進みます。最終更新日:Tue, 26 Dec 2023 18:37:47 +0900