野球からプロレスへ…世界沸かせた“最初のショーヘイ”
リーグ開幕に向け、トレーニングに励むロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。連日、ショーヘイブームに沸く一方で…
303BOOKS 常松心平さん:
大谷選手の二刀流より、さらに極端な二刀流が実現しているので、これだけどうしても伝えたい
2月19日のプロレスの日に刊行された絵本。表紙には「世界をわかせた最初のショーヘイ」の文字が!
題材となっているのは、新潟県三条市の名誉市民・ジャイアント馬場こと馬場正平さんだ。
絵本ではプロ野球界からプロレス界へ転身し、スターへの道を駆け上がった馬場正平さんの成長の日々が描かれている。
「どんなにひどいことをいわれてもここで戦い、勝つことがおれのチャレンジだ!」
「東洋の巨人」と恐れられた馬場正平さんの勇姿が躍動感のあるタッチで力強く表現されている。
さらに、身長2m9cmあったジャイアント馬場の迫力を伝えようと刊行された絵本には、必殺技16文キックを繰り出した原寸大の馬場さんのリングシューズの足形が紹介されている。
若い世代は「ショーヘイ」といえば、大谷翔平選手を思い浮かべるかも知れないが、馬場さんの姪・緒方理沙子さんは「イッツショータイムは馬場正平さんだよと思う部分があった。ピンチはチャンスだとか、挫折した時こそここから大きく飛躍できると、この絵本を通して感じてもらえたら」と話した。
絵本は新潟県三条市内の小学校などに寄贈されるほか、全国の書店でも販売される。