大学の物理化学実験棟で火事 初期消火にあたった警備員が救急搬送も命に別条なし【新潟・長岡市】

新潟県長岡市の長岡技術科学大学で15日朝、火事があり、警備員の男性が煙を吸って病院に搬送されました。
新潟県長岡市の長岡技術科学大学で15日朝、火事があり、警備員の男性が煙を吸って病院に搬送されました。

15日午前5時前、長岡市上富岡町にある長岡技術科学大学の物理化学実験棟で「2階に煙が充満している」と警備員から消防に通報がありました。

火が出たのは2階の実験室にある実験台で、消防車両7台が出動し、火は約40分後に消し止められました。また、初期消火にあたった50代の男性警備員が煙を吸って病院に搬送されましたが、命に別条はありません。

消防によりますと、男性警備員が別の棟にいたところ自動火災報知設備が作動したため、警備員は物理化学実験棟の様子を確認しに移動。実験台が燃えていたことから、消防へ通報するとともに消火器による初期消火を行ったということで、火事が発生した当時、この実験室にほかに人はいなかったということです。

警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。最終更新日:Fri, 15 Mar 2024 12:28:19 +0900