16日、埼玉県・戸田球場で東京ヤクルトスワローズとの開幕戦を迎えたオイシックス。
イースタンリーグ初参入の歴史的な1戦を見ようと新潟からもファンが駆けつけました。
【ファン】
「新潟の選手、全員のいいプレーが見られればうれしい」
【ファン】
「最初の試合なので、気持ちで負けないように頑張って。ちょっと勝利も楽しみに」
そして…
【記者リポート】
「雲一つない青空のもと、オイシックス新潟アルビレックスBCの開幕戦がいよいよ始まります。選手たちの表情もやる気に満ちています」
スタンド席が完売し、河川敷で観戦する人も多く見られる中、先発マウンドに上がったのが元広島カープの薮田和樹です。前日の練習では…
【薮田和樹 投手】
「やはり、一歩目というのは非常に注目されていると思う。今後のオイシックスの見られ方にも関わってくると思うので、すごく責任も感じているが、それを楽しみに感じながらプレーできればと思っている」
そんな薮田は初回、テンポよく打者2人を打ち取ったあと、2アウト1・3塁のピンチを迎えますが、5番・太田を空振り三振に抑え、無失点で切り抜けます。
【ファン】
Q.最後のボールは?
「いや~、いいストレート。いい球だった。抑えてくれると思っていた」
その後も粘りのピッチングを続ける薮田に打線も応えます。
3回、1アウト1塁の場面で打席には知念。タイムリースリーベースヒットでヤクルトから先制!チームとしても記念すべき初得点を挙げます。
【ファン】
「すげ~!」
【ファン】
「歴史的な1点だなと思った」
しかし、ヤクルト打線も黙っていません。4回にヒットやエラーなどで1アウト1・3塁のピンチを招くと…6番・鈴木にライト前ヒットを打たれ、同点に追いつかれます。
【ファン】
「ちょっとここで勝ち越しいきたい…」
その後は投手戦となり、試合は1ー1のまま最終回に。
【ファン】
「絶対、選手もこの9回打ってくれると思うので期待したい。好投に応えてほしい」
ファンも開幕戦での初勝利を期待しますが、オイシックスはチャンスをつくれず…そのウラ、2アウト満塁の場面で打席にはこの日好調の鈴木。センター前にサヨナラヒットを打たれ、オイシックスは開幕戦を白星で飾ることはできませんでした。
それでも試合を見守ったファンからは…
【ファン】
「すごい投手戦で、見ていておもしろかった。(これから)すごい期待できると思う」
【ファン】
「惜しかった。同点でいけるかなと思ったけど、最後、吉田選手が打たれればアルビとしてはしょうがないかなと。また次に期待したい」
一方、選手たちは手応えを感じていました。
【薮田和樹 投手】
「よーいスタートの試合がこういった僅差で、いい緊張感のある試合にできて、すごくよかったなと思う」
【知念大成 選手】
「初戦が終わったが、これからの方が圧倒的に(試合も)多いし、苦しいことのほうが多いかもしれないが、チーム一丸となって、サポーターの皆さん・ファンの皆さんと一丸となって、一つ一つ試合数をこなして、最後は笑っていられるように終えたいなと思う」
イースタンリーグ初勝利はお預けとなったものの、オイシックスの挑戦はまだ始まったばかりです。
【橋上秀樹 監督】
「(応援も)ヤクルト一色かと思えば、オイシックスの球団旗とかそういったものを掲げてきてくれる方も何人かいらっしゃったので、本当にそれは心強かった。毎試合、色んなことをやるが、1人でも2人でも多くの方に応援していただければありがたい」
オイシックスのホーム開幕戦は3月23日、ハードオフエコスタジアムで楽天と対戦します。最終更新日:Mon, 18 Mar 2024 18:48:49 +0900