民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、関栄ニットは1950年に創業し、1964年に法人化したニット製品製造業者で主にセーターを製造し、1985年5月期には売上高5億8375万円を計上していました。
しかし、国内アパレル市場の縮小や海外製品の流入などで売上縮小を余儀なくされ、近年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2022年5月期の売上高は約4400万円に減少。
また、2023年5月期の売上高は5575万円に回復しましたが、原材料費高騰も重なって採算は厳しい状況が続いていたため、資金繰りが限界に達し、今回の事態となりました。
負債総額は債権者55人に対し1億4000万円に上るということです。最終更新日:Thu, 04 Apr 2024 17:50:00 +0900