介護施設新築も業績悪化…介護事業手がける”新潟まちの駅”破産開始 負債額は約2億4400万円

新潟市中央区で介護事業などを展開する「新潟まちの駅」が新潟地裁から破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。
新潟市中央区で介護事業などを展開する「新潟まちの駅」が新潟地裁から破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社・帝国データバンク新潟支店によりますと、新潟まちの駅は2008年に創業。小規模多機能ホーム「笑顔」で、高齢者を対象とした「通い」「訪問」「宿泊」などの介護事業を展開するほか、2014年には新潟市北区に「梨園の郷 ショートステイ笑顔」を新築。短期入所生活介護を開始し、2018年9月期には年収入高約1億4100万円を計上していました。

しかし、計画を下回る業績が続き、新潟市北区の施設の新築時に導入した多額の借入金の返済が重荷となっていました。

人件費など経費負担も重く、資金繰りが限界に達したことから今回の措置となりました。

負債額は約2億4400万円に上っています。最終更新日:Wed, 10 Apr 2024 11:00:00 +0900