【記者リポート】
「5月13日朝の新潟市中央卸売市場。この時期、本来ならトマトなどの夏野菜も多く出回っているそうなのですが、市場全体を見てみますと野菜の量がかなり少なく感じます。市場関係者によりますと、3~4割ほど出荷が少なくなっているということです」
4月ごろから市場に入ってくる野菜の出荷量が減っているという新潟市中央卸売市場。
【新潟中央青果蔬菜第二事業部第三課 弦巻昭 課長】
「野菜全般としては、3月の低温から4月の曇り・天候不順によって出荷が出遅れている形となっている」
全国的に見られるこうした状況は4月の日照不足などが原因とみられていますが、県内では出荷量だけでなく出荷時期にも影響が…
【新潟中央青果蔬菜第二事業部第三課 弦巻昭 課長】
「特に出荷の遅れが顕著になっているのがキュウリ。本来であれば、今くらいにピークを迎えているが、出遅れている形」
3月ごろから市場に出回り始めていた“春キュウリ”は例年に比べ、2週間ほど出荷のピークが遅れているといいますが、食感や風味などは例年と変わらず…
【新潟中央青果蔬菜第二事業部第三課 弦巻昭 課長】
「食感もみずみずしさも香りも、皮の薄さもほどよく非常においしい状態となっている」
現在は出荷量が追いついていないため、去年に比べ2割ほど値上がりしているものの、5月下旬には出荷のピークを迎え、例年並みの価格となる見込みです。
【新潟中央青果蔬菜第二事業部第三課 弦巻昭 課長】
「生産者の方も非常に苦労して皆様の食卓に届けるために一生懸命作っている。ぜひ、たくさん食べてください」最終更新日:Mon, 13 May 2024 18:29:07 +0900