釣りから帰ろうとしたら…エンジンが起動しなくなりボートの一部が破損 自力で帰れなくなった70代男性を救助

9月11日正午ごろ、新潟県上越市の直江津港付近の海上で乗っていたミニボートのエンジンが故障するなど、自力での航行が困難となった70代男性が上越海上保安署に救助されました。
提供:上越海上保安署

9月11日正午ごろ、新潟県上越市の直江津港付近の海上で乗っていたミニボートのエンジンが故障するなど、自力での航行が困難となった70代男性が上越海上保安署に救助されました。

救助されたのは群馬県前橋市の70代男性です。

男性は9月11日午前4時ごろ、釣りをするため直江津港の黒井浜でミニボートに1人で乗り、出発。

午前10時ごろに釣りを終え、黒井浜に戻ろうと、エンジンを起動させるたのリコールスターターを引いて離したところ緊急安全装置に接触し、装置が故障。出発地点から約3kmの地点でエンジンが起動しなくなりました。

その後、自力でオールを使用して戻ろうとするも、オールを支えるための船の一部が破損し、自力での航行が困難に。

午前11時半すぎ、男性は「ボートのエンジンがかからなくなった。オールを支える支柱も壊れて、こげないので救助をお願いしたい」と海上保安部に通報。上越海上保安署が救助に向かい、男性とボートを船に乗せ、正午ごろ救助しました。

男性にケガはありませんでした。

上越海上保安署は、船体などの検査を適切に実施しなかったことが原因だとして、出発前の適切な安全確認検査をするよう呼びかけています。

画像は上越海上保安署提供

最終更新日:Fri, 13 Sep 2024 11:27:30 +0900