創業137年の老舗が…市況低迷や競争激化で寝具・衣料品販売手がける会社が事業停止 負債額は約7600万円

新潟県三条市の寝具・衣料品等販売するすみやが事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことが分かりました。
NST新潟総合テレビ

新潟県三条市の寝具・衣料品等販売するすみやが事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことが分かりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、すみやは1887年創業の老舗業者で、1961年9月に法人化。寝具類や衣料品などの小売りを手がけ、多店舗展開を図り、1986年5月期の売上高は約2億6700万円を計上していました。

しかし、市況低迷や大手量販店との競争激化等で販売面は苦戦を強いられ、近年は1店舗のみの展開となっていました。オーダーメイド枕や布団のリフォーム、クリーニングなどのサービスで差別化を図り、集客アップなどに努めたものの、2024年5月期の売上高は6230万円にとどまり、採算的にも恵まれず、資金繰りも限界に達したことで今回の事態に至ったということです。

負債総額は債権者17社に対して約7600万円に上っていました。

最終更新日:Wed, 22 Jan 2025 12:26:25 +0900