
アメリカで行われた日米首脳会談で石破首相は拉致問題についても言及。「解決に向けたトランプ大統領の力強い支持をいただいた」とその成果を強調しました。
2月6日からアメリカを訪れ、初めてとなる日米首脳会談に臨んだ石破首相。
拉致問題の解決に向け、北朝鮮の金正恩総書記と過去に3度の会談を行っているトランプ大統領の協力を得られるかが注目されました。
【石破首相】
「拉致被害者とそのご家族がご高齢となられる中、私の強い切迫感と決意を大統領に直接お伝えし、拉致問題の即時解決に向けた大統領の力強い支持を改めていただいた」
一方のトランプ大統領は、金正恩総書記との関係について「アメリカだけでなく世界にとって、とてつもなく大きな財産だ」と言及。
石破首相はその「トランプ大統領の行動に期待するところは大きい」と拉致問題の進展に期待感をにじませました。
この日米首脳会談を受け、横田めぐみさんの弟で拉致被害者家族会代表の拓也さんは、「拉致問題解決の必要性を表明し、アメリカの支持を得られたこと、北朝鮮による人権侵害に対して日米が歩調を合わせられたことはよかった」とコメント。
「親世代が健在なうちに再会できることが重要」だと早期の解決を求めています。
最終更新日:Mon, 10 Feb 2025 19:27:01 +0900