3連休直撃…22日から再び大雪に!?交通の乱れに備え“旅館”は対策「車ではなく新幹線で移動を」 新潟

2月20日、新潟県内は冬型の気圧配置が続き、雪が断続的に降り続いています。22日からは再び大雪による交通の乱れに注意・警戒が必要で、観光業界からは影響を心配する声も上がっています。

2月20日、新潟県内は冬型の気圧配置が続き、雪が断続的に降り続いています。22日からは再び大雪による交通の乱れに注意・警戒が必要で、観光業界からは影響を心配する声も上がっています。

冬型の気圧配置が続き、午前から雪が降っていた20日の上越市。高田城址公園では雪が降る中、3月に開かれる観桜会の準備をする人の姿が見られました。

【職員】
「ぼんぼりとかの電源を送るケーブルを張っているが、やりづらい。雪がないときとは雲泥の差」

冬型の気圧配置は23日ごろにかけて続く見込みで、大雪の影響が22日からの3連休を直撃する予想となっています。

露天風呂から楽しめる雪景色が海外からの観光客にも人気となっている新潟市西蒲区の温泉旅館も大雪の影響を懸念していました。

【記者リポート】
「岩室温泉高島屋では、先日の大雪の影響で駐車場が雪で埋まってしまったそうです」

8日の大雪の際には、客の車が雪に覆われるなど除雪に多くの時間を要したと言います。

【高島屋 高島基子 女将】
「駐車場が埋まるのが一番困るので、消雪の水を一晩中出しっぱなしにするが、一気に降ってこられると間に合わない部分が出てくる」

こちらの旅館では、大雪により交通が乱れることも予想されることから、この3連休については県外客に対し、車ではなく新幹線での移動を勧めていて、燕三条駅までの送迎を実施することにしています。

【高島屋 高島基子 女将】
「より快適に、安全に、こちらにおいでいただくような感じで、今週はそんな予約になっている」

21日午後6時までの24時間に降る雪の量は中越の山沿いで60cm、中越の平地で30cmなどと予想されています。

その後、降雪はさらに強まる見込みで、新潟地方気象台は22日から23日にかけて大雪による交通の乱れに注意・警戒を呼びかけています。

最終更新日:Thu, 20 Feb 2025 18:48:56 +0900