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明治安田J1リーグのアルビレックス新潟はアウェーで清水エスパルスと対戦。前半に退場者が出たため苦戦を強いられ、今シーズン初黒星を喫しました。
開幕戦は引き分け、今度こそは白星をつかむべく第2節に挑んだ樹森アルビ。現役時代にアルビでプレーしていた秋葉監督率いる清水エスパルスとアウェーで対戦しました。
チームカラーがオレンジ同士の対戦となったオレンジダービーは前半20分、宮本の縦パスを谷口が落として長谷川がシュート。前節と同様に「縦への意識」とゴール前での連携でチャンスを作ります。ただ26分に今シーズン初出場の秋山のスライディングでスパイクの裏が相手のふくらはぎに当たってしまい、一発退場に。
残り60分以上を10人で戦うことを余儀なくされますが、その直後には高い位置でボールを奪った橋本から谷口がパスを受け、自ら運んでシュート。さらにコーナーキックからファーサイドに流れたボールに、藤原が頭で合わせます。
相手に攻め込まれても連動した守備で決定的なシーンを作らせず、数的不利を感じさせない試合を続けるアルビ。しかし前半のアディショナルタイムに相手のコーナーキックからついに失点。キーパー藤田も相手のヘディングによく反応しましたが、こぼれ球を押し込まれ先制を許してしまいます。
さらに後半17分には相手の強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さり、2点を追いかける展開に。後半22分に迎えたピンチの場面は、舞行龍のスーパーブロックで切り抜けますが、数的不利な状況を覆せなかったアルビ。カウンターの数少ないチャンスを物にすることができず、8年ぶりのオレンジダービーは、2対0で敗れました。
【樹森大介監督】
「退場するまでは準備していたというか、いいゲーム内容だと思っている。もう切り替えて次のゲームの準備をするだけ」