

今年1月、40代男性を加害目的で自動車で連れ去り、脅迫した上で暴行して怪我をさせた疑いで暴力団幹部の男ら2人が逮捕されました。
生命身体加害略取・恐喝・傷害の疑いで逮捕されたのは、新潟県魚沼市に住む稲川会系暴力団幹部の男(47)と川崎市川崎区に住む無職の男(43)です。
2人は共謀の上、今年1月中旬、群馬県内のホテルに滞在中、40代男性に対して、加害の目的で自動車に乗車させ、長岡市内の公園駐車場まで走行中の自動車内に閉じ込めて連れ去り、駐車場に停車中の自動車内で、男性に対し、「携帯貸して。良いから貸せや」と脅迫して、スマートフォン1台(時価2万円相当)を奪い、さらに男性に対し、「お前降りてこいや。早く出てこい」と怒鳴りつけ、自動車から降車した男性に対し、足蹴りや手拳で数回殴打するなどの暴行し、全治4週間を要する鼻骨骨折等の怪我を負わせた疑いが持たれています。
警察によりますと、被害者の40代男性は新潟県内に在住で、男らの仲間と金銭トラブルを抱えていたということです。
警察の調べに対し、暴力団幹部の男は「暴力をふるって、怪我をさせたことは、私がしたことなので、認めます」と容疑を認めていますが、無職の男は「私のやった行為が生命身体加害略取・恐喝・傷害という罪名にあたるとは思いません」と容疑を否認しています。
警察は経緯などについて詳しく調べています。
最終更新日:Tue, 11 Mar 2025 21:30:00 +0900