
展示品の破壊行為が相次ぎ一時閉館していた新潟県出雲崎町のレトロミュージアムがリニューアルオープンしました。立て直した館長は「マナーを守って楽しんでほしい」と呼びかけています。
■“破壊行為”や“客のモラル問題”で閉館…

4月4日、リニューアルオープンを迎えたのは今年2月から一時閉館をしていた出雲崎町のレトロミュージアム。
【出雲崎レトロミュージアム 中野賢一 館長】
「多くの人たちが応援してくださっていたので、頑張ってつくり上げようと思って、この2カ月間過ごしていた」
昭和のレトロな文化を楽しめるこの施設が一時閉館することを選んだ背景には、相次いだ展示品の破壊行為や保護者のモラルの問題がありました。
【中野賢一 館長】
「親子で言い合いが始まって、子どもがここにあったおもちゃをバサーッと落とした。注意したら、親に『だったらこんなところに、触れるような状態にして出しとくんじゃねえよ』という言い方をされて」
おもちゃが壊されるなどの被害件数は50件近く、被害金額は約220万円に上ったほか、モラル・マナーの悪さから対策や運営方法を検討することに。
閉館直後、中野賢一館長はショックで寝込んでいたと言いますが…。
【記者リポート】
「この2カ月でミュージアムの内装は大きく様変わりしました。昭和70年代の横町の風景が再現されていたり、当時のゲーム機が置かれているほか、今回もマナーを守ればゲーム機などの体験もできるということです」
【中野賢一 館長】
「もう、まるっと変わっている。本当に昭和のスタジオにタイムスリップしたような感じ」
■こだわった改装 1970年代前半の横町を再現!

展示品破壊の現状を知った全国の人からのエールを受け、中野館長は約2カ間、1人で改装を実施。特に力を入れたのが…
【中野賢一 館長】
「昭和の路地裏に入ると、建物がまっすぐではなく、凹凸がついて入り組んだような。それをそっくりそのまま再現した」
1970年代前半の横町を再現した風景、そして寄付されたものを活用しながら完成させた教室の景色です。
【中野賢一 館長】
「細かいところもこだわっている。シューズ入れの中にはちゃんと上履きが入っている」
■子どもは保護者の同意書必要に

以前と同じように、当時のゲーム機などは見るだけでなく体験も可能ですが…
【中野賢一 館長】
「前回の件(展示品破壊など)とかも色々あったので、この同意書に『もし違反した場合は即退店していただきます』と。かなり内容が厳しいものになっている」
中学生以下の子どもは付き添いの保護者の同意書が必要になり、体験できるゲームも限られています。
全国からの応援を受け、再オープンしたレトロミュージアム。長く楽しむにはモラルやマナーが必要です。
最終更新日:Fri, 04 Apr 2025 19:02:00 +0900