「助けて!」未明に立入禁止区域の漁港で40代女性が海中転落…たまたま通りがかった新聞配達員が救助要請 飲酒してトイレから戻る途中で足を踏み外す 新潟・糸魚川市

7日未明、新潟県糸魚川市にある能生漁港で、釣りに来ていた40代女性が岸壁から海中に転落し、救急隊によって救助されました。女性は軽いけがをしました。
上越海上保安署提供

7日未明、新潟県糸魚川市にある能生漁港で、釣りに来ていた40代女性が岸壁から海中に転落し、救急隊によって救助されました。女性は軽いけがをしました。

救助されたのは、群馬県高崎市に住む40代女性です。

女性は4月6日昼ごろ、知人男性とともに糸魚川市能生漁港へ釣りに訪れ、夕方以降は車内で仮眠をとっていましたが、7日午前3時前に公衆トイレに行き、駐車中の車両に戻ろうと漁港岸壁上を歩いていたところ、夜間で足下がよく見えずに岸壁から足を踏み外して海中に転落しました。

女性が「助けて!」と声を出して助けを求めたところ、たまたま通りがかった新聞配達員が女性の声を聴いて駆けつけ、近くにあったロープを女性の方に投げ入れるとともに、110番通報し、救助を要請しました。

その後、女性は駆けつけた消防救急隊により岸壁上に救助され、顔にかすり傷を負いました。

上越海上保安署によりますと、女性などが駐車していた場所は立入禁止区域で、街灯はない場所だったということです。

上越海上保安署は、知人男性と飲酒して足下がふらついたことも海中転落の一因と考えられることから、飲酒をしてのレジャー活動を控えるほか、立入禁止区域には立ち入らないよう呼びかけています。

最終更新日:Mon, 07 Apr 2025 21:00:00 +0900