
フェーン現象により、5月1日の新潟県内は各地で気温が上がり、13の観測地点で夏日となりました。この暑さを楽しむ人、苦しむ人…様々な表情が見られました。
フェーン現象の影響で、各地で気温が上がった県内。最高気温が夏日一歩手前の24.3℃となった上越市高田では、ランニングを楽しむ人の姿が。
【ランナー】
「この先(の暑さ)が怖い。でも、個人的には雪が続いていて、寒かった日もあったから『きた~』という感じ」
その一方で、万全の暑さ対策をする人も。
【街の人】
「暑さと紫外線対策。きょうは快晴だし、初夏とは思えないぐらい熱い」
そして県内でこの日、最も暑くなったのは、まだ桜の花が残る中、29.4℃を記録した魚沼市小出です。
【街の人】
「この前まで寒いと思ったら急に暑くなっちゃってもう少しちょうどよくなればいいが」
突然やってきた真夏のような暑さに、田植えの準備を行う農家からは悲鳴にも似た声が
【農家】
「暑い。とても暑い。作業していて、もう暑くてたまらない」
一方、柏崎市では暑さの影響を避けようと、通常よりも早く田植えを行う実証実験が行われました。
植えられたのは柏崎市産のコシヒカリ『米山プリンセス』。
この日は柏崎市の桜井雅浩市長、新潟市出身の元タカラジェンヌの越乃リュウさんが作業に加わりました。
【越乃リュウさん】
「今年もたくさん素敵なプリンセスが生まれたらなと思う」
暑さの影響を受けやすいコメ。この日、田植えを行った田んぼでは通常よりも時期を早めることで暑さの影響に違いが出るかを検証します。
【柏崎市 桜井雅浩 市長】
「柏崎は、やはり少しでも早い段階で収穫できる」
【重野農産 重野貴明 代表】
「米山プリンセス、そして柏崎を広めたいので、また新米ができたらよろしくお願いします」
まだ5月ですが、暑さとの戦いは様々な場所で始まっています。
最終更新日:Thu, 01 May 2025 19:23:27 +0900