
アツアツの麺やチャーシューをおいしそうに食べる子どもたち。
【長谷川珠子アナウンサー】
「4月末にオープンした新店ということもあり、多くの家族連れなどでにぎわっています。そんな中、子どもがもりもり食べているお子様ラーメンにある秘密があるようです」
新潟市秋葉区の『麺屋米』では…
【麺屋 米 川瀬理紗 店長】
「お子様ラーメンが小学6年生まで永久に無料になります」
本来600円のお子様ラーメンがこの先、永久に無料で食べることができます。
大型連休最終日の5月6日は多くの家族連れが訪れ、子どもたちは自分だけの一杯を楽しんでいました。
【子ども】
「(Q.味は?)生姜醤油の味がきいていた。幸せ~って感じで、お腹いっぱいになりそう」
【子ども】
「麺がもちもち」
【保護者】
「子どもも大喜びで、親の金額しかかからないのですごくお得だと思う」
【保護者】
「(普段は)大盛りを頼んで分けていたが、無料となると、子どもの分でどんと頼めるのでいい」
一体なぜ、このような取り組みを始めたのでしょうか?
【麺屋 米 川瀬理紗 店長】
「保育士を前職でしていた。これから未来のある子どもたちにお腹いっぱいになってもらいたいという願いで無料にすることを決めた」
元保育士ならではの視点を生かし、生姜醤油スープは子どもの好みに合わせ、野菜の甘みを生かしつつ、あっさり仕上げているほか…
【麺屋 米 川瀬理紗 店長】
「(具は)ネギは入れず、その代わりに、ほうれん草やメンマを使っている。(Q.具は大人のラーメンより多い?)結構盛りだくさん。ラーメンを食べて大きくなってほしいので」
物価高の中でも子どものことを一番に考え、具材に妥協はしないといいます。
【長谷川珠子アナウンサー】
「生姜の香りは控えめ、後味はマイルドで、お子さんでも食べやすいあっさりとした味わいです」
【麺屋 米 川瀬理紗 店長】
「子どもたちの笑顔をつくりたい。そして、新潟のラーメンを食べて、家族の時間を大切にしてもらえたらうれしい」