
スーパーのコメの販売価格が2週ぶりに値上がりするなど、コメの価格の高止まりが続く中、その価格高騰をテーマにした講演会が新潟市中央区で開かれました。
講演を行った、新潟大学農学部の伊藤亮司助教は「そもそもこれまでのコメの価格が異常だった」と話します。
【新潟大学農学部 伊藤亮司 助教】
「今までがむしろ安すぎたんじゃないかという気持ちも込めて、コメは本当に高いのか」
ただ、現在の状況でも農家の所得は上がっていないと指摘。
コメどころ新潟の強みを生かし、地産地消など農業を支える消費者を育むことが重要との認識を示しています。
【参加者】
「コメは安すぎたというのは、そうだなと思った。前のように安く買いたいというのは、もう無理なのだろうなと思う」