

土木工事や墓石・燈籠建立工事、一般貨物運送などを手掛ける新潟市南区のテック・ラインが新潟地裁より破産開始の決定を受けた。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によると、2010年12月設立されたテック・ラインは、土木工事や墓石・燈籠建立工事、一般貨物運送のほか、自動車販売、不動産賃貸、介護保険対象福祉用具の販売・レンタルなど多角的に事業を展開していた。
2013年11月期には売上高6億810万円、利益510万円を確保したが、市況低迷の影響で減収が続き、2023年11月期の売上高は7913万円に落ち込んでいた。また、4961万円の赤字を計上し、債務超過額も2億3055万円に拡大。直近の2024年11月期には売上高2億3915万円、利益6004万円と一時的に回復したものの、債務超過からの脱却には至らず、借入過多で事業継続が困難な状態が続き、今回の措置に至った。
負債総額は2024年11月期時点で、3億724万円に上っている。
最終更新日:Wed, 02 Jul 2025 11:00:00 +0900