

若い女性が悪質ホストクラブ関連の被害に遭うケースが全国で多発する中、新潟県加茂市の高校で被害を未然に防ぐための講義が行われました。
【加茂警察署 渡邉高弘 生活安全課長】
「借金返済のため性風俗店で働くことを強要される事案が多発していて、社会問題化している」
18歳~20歳の生徒が在籍する加茂暁星高校の看護専攻科で行われた悪質ホストなどの被害未然防止のための広報啓発講義。
近年、20歳前後の女性が悪質ホストクラブ関連の被害に遭うケースが全国的に多発していて、6月28日には新たな規制や罰則が強化された改正風営法が施行されています。
7月1日の講義では、悪質なホストクラブで女性客が高額な料金を請求されて借金を背負わされ、その返済のために売春を強要される事例などが説明され、注意が呼びかけられました。
【生徒】
「誘われても行かないということが一番の予防だと思った」
【生徒】
「自分には縁がないものだと思っていたが、実際に被害者には自分と近い年代の人が多いと聞き、自分も気をつけなければと思った」
【加茂警察署 渡邉高弘 生活安全課長】
「夏休みの非行防止として行った。繁華街ではない地域の女性も被害に遭う可能性があるということを知っておいてほしい」
講義ではこのほか、痴漢やSNS投資詐欺などの被害防止についても注意が呼びかけられました。
最終更新日:Wed, 02 Jul 2025 19:01:06 +0900