

佐渡空港を発着する新たな航空路線の開設を目指す協議会の総会が開かれ、行政や観光関係者が空港整備に向けた取り組み方針などを確認しました。
7月11日、新潟県佐渡市で開かれた佐渡新航空路開設促進協議会の総会には、県や佐渡市・観光関係者などが出席しました。
現在、定期便の運航がない佐渡空港では、地域航空会社トキエアが新潟や首都圏とを結ぶ定期便の就航を目指しています。
佐渡空港の滑走路は890mと、トキエアがすでに就航しているほかの空港と比べ短いため、トキエアは離着陸に問題がないかなどを確かめる調査飛行を8月に行う予定です。
協議会の関係者はこうした調査飛行の結果などを注視する一方、滑走路の拡張など今後の空港整備に向け、働きかけをしていくことなどを確認しました。
【佐渡観光旅館連盟 本間東三夫 会長】
「また飛んでみて、どんな問題が出てくるか解決しなくてはいけないし。我々もできるだけのことは協力していきたい」
【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「用地交渉含め、少しずつでもしっかり取り組んでいかなければいけないと、そういう思いを当然持っている」
佐渡市の渡辺市長はまた「インバウンドの増加に向け、重要なキーワードが飛行機」などと話し、早期の定期便就航に期待を寄せました。
最終更新日:Fri, 11 Jul 2025 22:00:00 +0900